子宮筋腫治療ノ記録

人生初の手術となった子宮筋腫治療の記録。これから治療を受ける、どこかの誰かの参考になることを願って。

手術日程の調整と恐怖の自己採血

ようやく手術日程調整へ

ホルモン治療中止許可、そして手術日程調整へ

病院に連絡した直後、急患的に診察をしていただき、副作用がきつすぎる旨を伝え、先生にホルモン治療中止の正式な許可(?)をいただいた。レルミナ錠の服用を中止してしばらくすると、2週間ほど続いた強烈な不眠が改善され、まともに眠れる日が少しづつ増えてきた。この時の安堵感ときたら。考えてみると、生理が止まり下腹の圧迫感や頻尿が緩和されてきたタイミングで不眠が始まったので、薬がしっかり効いたことによる副作用だったんだ…と自分の中では確信を持った。そして次の診察にて、早めに手術を受けたい旨を先生に伝えると、筋腫が大きいため腹腔鏡と補助的な小切開での摘出になるとのこと。あくまで「補助的な小切開」で「開腹手術」とは違うので、入院期間や術後の経過も腹腔鏡と変わらないという説明を受け、納得して日程調整に入った。そして、手術前の検査と「自己採血」についてもお話があり「次回の来院時に、手術前の説明も併せて全て行うので、時間に余裕を持って来てください」と言われ、診察は終了。

 

手術前検査と、恐怖の自己採血!

前回の診察から約2週間ちょっと後、手術前検査と自己輸血用の採血日がやってきた。実をいうと手術よりもこの自己採血のほうが怖かった気がする。ただでさえ貧血なのに、400㏄も血を抜くのか…!?という感じで、他人のための輸血経験のないわたしは、自分のために人生初の輸血をすることになった。知り合いの方が「貯金と思って頑張れ」と言ってくれたのが励みになった。確かに、他人の血液は出来る限り入れたくないのが本音。朝から色々と検査があって、飲んでいるサプリメントの調査なども終わり、とうとう恐怖の採血タイム。血管が埋もれてなかなか針が刺さらないので、手首に極太の針を刺すことになった。むちゃくちゃ痛い。たまらん。しかも、400㏄も採るものだから結構時間がかかる上に、点滴の時間が本当に長い。永遠に続くかと思われた「痛」と「無」の狭間を漂う時間。最後に手術前の簡単な説明を受け、いよいよ手術(人生初の)の実感がわいてきたのであった。ようやく希望が見えてきた。

 

長い長い遠回りをして、ようやく手術日程の調整と術前検査&自己採血が終わった。とうとう手術するんだ…!という実感がわいてきた。なぜか恐怖感は全然なくて、何か大きなことに初めて挑む時のような緊張感のほうがすごかった気がする。それにしても、最初に行った婦人科は内診時の強烈な痛さと手荒さ、女医の言葉のきつさでトラウマレベルになったのだが、最後にたどり着いたこの病院のおかげで、私の超病院嫌いと婦人科恐怖症はかなり改善されたのであった。

病院選びは本当に大事!納得のいく選択を!