子宮筋腫治療ノ記録

人生初の手術となった子宮筋腫治療の記録。これから治療を受ける、どこかの誰かの参考になることを願って。

初めての婦人科受診

人生初の婦人科受診

怖い・きつい・痛い

この歳で初めての婦人科。どうしても恐怖感があって、今までずっと避けてきたけれどもう逃げられない。しょっぱなから、整形外科でもらった筋腫映像のCDRを忘れたことをこっぴどく怒られる。もうこの時点できつい。この女医怖い。各種検査もすさまじく雑というか手荒くて、痛すぎて泣いた。「その年齢ではもう自然妊娠も難しいだろうし(いや希望してないけど…)全摘でいいんじゃない?その大きさだとうちではホルモン注射で小さくしてから開腹手術。貧血でまだ手術は無理だと思う。鉄剤出しておくから、次回は検査結果聞きに来て」と早口でまくしたてる怖い女医。腹腔鏡手術を希望してることを伝えると、あっさりと別の病院に紹介状を書いてくれたので早々と退出。

 

検査結果と病院変更

2度目の受信は検査結果の確認だけ。子宮頸がんやポリープなど筋腫以外の病気はなし。貧血度合いは末期レベル。生理の出血による貧血は、じわじわと進んでいくということを知れただけで良しとする。もうこの病院に来ることはないだろう。紹介状を書いてもらった他の病院も、腹腔鏡手術では有名だそうだが、口コミなどを調べてみるとなんだか微妙そうな感じだ。当初は全摘でもいいと思っていた意思も揺らいできた。しばらくは鉄剤で貧血回復という時間稼ぎの言い訳ができたので、自分がどんな治療を望んでいるのかと、どこで治療を受けるのか、そろそろ真剣に考えて、決断する時間を作ろうと考えていた時期だった。エコーでの筋腫発覚から約1か月半後のことだ。

 

子宮を残すか残さないか。手術以外の方法はないのか。漢方薬で小さくすることはできないのだろうか。手術の費用や痛みや術後…いろんな事が頭をぐるぐる。とにかく気が休まらない毎日。そんな中「UAE」という治療法を見つけ、都内のクリニックに相談に行くことにした。